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英語資格・検定・試験English exam

2018年度英検試験日程

来年度の英検日程が発表されています。

2018年度英検試験日程

年間スケジュール

英検は年に3回受験のチャンスがあります。大学入試でも、加点対象となる級もあるので、慎重に受験計画と学習計画を立てていきましょう。申し込みから結果が出るまでおおよそ4ヶ月かかります。

2018年度の試験日程は次の通りです。いずれも日曜日の実施です。

第一回検定:1次試験 6月3日、2次試験7月1日または7月8日

第二回検定:1次試験10月7日、2次試験11月4日または11月11日

第三回検定:1次試験1月27日、2次試験2月24日または3月3日

ここに記載された日程は全て本会場のものです。準会場では日程が異なる場合もあります。自分の受験する場所が本会場なのか、準会場なのかを確認しておきましょう。

申し込みは、受験日の2~3ヶ月前に始まります。連続する級であれば、ダブル受験も可能です。費用、今の実力、そして当日消耗するであろう体力、全て考慮したうえでダブル受験を申し込んでください。

2次試験について留意点

2017年度から2次試験は、受験地、所属団体、または年齢によって、2つの日程が準備されています。A日程、B日程と呼ばれていて、B日程はA日程より1週後の実施です。日程を個人で選択することはできません。学校行事や部活動によって受験が叶わない場合は、もう一方の日程に移動できるよう学校単位での申請が可能です。自分がどちらの日程で受験するのか、そして、受験日の変更が可能なのかを事前に調べておきましょう。出願時に合否判定が出ていないということがないよう、受験計画を立ててください。

2次試験は、不合格判定となっても、そこから更に3回の受験が可能です。費用は1次試験から受験するのと同じだけかかりますが、2次試験の準備だけに集中できる期間ともいえます。直近の受験回だけではなく、その次以降も2次試験の日程の確認を忘れずにしておきましょう。

1次受験直後から2次試験の準備を始める

1次試験が終わり、合否判定は約2週間後です。そこからA日程であれば4週間後の2月18日、B日程は5週間後の2月25日が2次試験実施日です。通常、1次試験の合否判定を確認してから2次試験の準備を始めるかもしれませんが、4週間でできることには限界があります。1次試験終了後、手ごたえがあった人は勿論、なかった人も念のため2次試験対策を開始しましょう。約1週間の学習時間は2次試験の結果に大きな影響を与えるでしょう。英検合否がスコアによるものとなり、最終的な合計点が合格水準に達してしたとしても、2次試験の結果が基準に満たない場合は不合格となります。

2次のスコアは1次とは独立して扱われるのです。1次試験で高得点を出したとしても、2次試験の結果が低かった場合、不合格となってしまいます。1次試験が終わった瞬間から2次試験の準備期間は始まっていると考えてください。もし残念なことに1次試験が不合格という結果に終わったとしても、2次試験のために準備したことは、次の1次試験、そして2次試験に充分活きてきます。

英検は安価に4技能を全て受験できるテストです。そのため、大学入試、自分の英語力維持・把握、他の試験における英語力証明、と受験目的も様々です。日本においては認知度も高く、客観性においても優れたテストです。もうすぐ2018年度第一回検定申し込みが始まります。大学入試を迎える方も、やり直し英語を考えている方も、是非一度検討してみてください。