留学の新常識Study abroad
アメリカの大学へ留学をする、なんて高くてできないと思っていませんか? 大学留学、諦めないで!
私は4人兄弟で、夢を諦めかけていた一人でした。
〇〇外国語大学へ通い、交換留学の枠はとても狭い…
派遣留学だと現地の授業料や寮費などすべて自己負担なので選択肢にない…
大学に通いながら2年間アルバイトをして貯めたお金を、語学留学に使うつもりでした。
しかし、
★現地の大学の学生と一緒に授業を受けたい
★現地の友達を作りたい
という想いをぬぐうことができず、悩んでいたときに、一般財団法人海外留学推進協会の奨学金プログラムに出会いました。
そのプログラムは学費、寮費、食費全体から50%の返済不要の奨学金を支給してくれ、考えていた語学留学よりも安い、1年間16,000ドル(1ドル=100円であれば、160万円)で大学留学を実現してくれるというものでした。
中学時代は英語24点など取っていた私が、将来、奨学金をもらってアメリカへ行き現地の学生と一緒に大学へ通う日がくるなんて、思ってもいませんでした。
夢見ていた大学留学。楽しい留学生活になるはずが…十分な準備をせずに留学に旅立ったことで、
・英語が聞き取れない
・自分の想いを伝えることができない
・授業で何が起こっているかついていけない
という大きな壁にぶつかりました。ほとんどの授業で日本人は私1人、寮のフロアも日本人1人、日本語が通じない環境に囲まれ、コミュニケーションが上手くとれずに葛藤の日々を過ごしていました。
そんな葛藤の日々の中、支えてくれるクラスメイト、先生、ルームメイト…言語を越えた思いやり、笑い、協力、に感動しました。
※専攻していたコミュニケーション学科のクラスメイト
※サウスカロライナ出身のルームメイト。ルームメイトの自宅にて。
6か月経った頃から徐々に英語に慣れ、自らコミュニケーションをとっていくことで最後は悔いがない留学生活で終えました。
※授業を受けるために毎日渡っていた、キャンパス上の湖
●留学前ワンポイントアドバイス●
たくさんの英語の引き出しを持って留学しよう!
・日本の文化について、どうやって説明するのかな?
・お風呂が詰まったときなど、トラブルが起きたときにはなんていうのかな?
・日本の政治はどういう状況なのかな?
会話、テーマは無限に広がっていきます。あらかじめたくさんの引き出しを持っておかないと、適切な英単語、話題についていけません。
●留学中ワンポイントアドバイス●
なるべく現地の人、外国の留学生と一緒に行動しよう!
留学したのに、英語が話せない…という人は、
留学中日本人と行動をしたり、日本語を使う機会が多い人が当てはまるのではないでしょうか?
もちろん日本人の学生とも仲良くしてもよいと思いますが、せっかくの留学、現地の学生、先生、地域の人と触れてみると新しい世界が見えると思います。
※キャンパス上にてBBQ
※大学近くにあった教会。一人で散歩中、偶然教会の牧師に会い、聖歌隊の一員として加わることに!
日本は海に囲まれた島国。
外国人観光客がいても、友達になったり一緒に何かをする機会は少ないのではないでしょうか?
2020年東京オリンピック、そして日本の労働人口減少に伴い外国人労働者の受け入れが加速し国際化する日本において、異文化理解 / 他人種・他宗教の人と共に生活をする、ということが求められる時代になるでしょう。
自分の足で異国を訪れ、現地の人と共に生活、勉強できる留学。
異国で得た刺激、アイデア、人生への豊かさは一生の宝物になります。
私の「大学留学をしたい」という夢は、将来は、「海外と日本の学生をつなぐ架け橋になりたい!」という新たな夢を与えてくれました。