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留学の新常識Study abroad

北ヨーロッパの大国、スウェーデン留学

スウェーデンは大学教育の質が高く、留学生にも大学の授業料が低く抑えられた国です。福祉等でも極めて先進的な、北ヨーロッパの主要国です。

北ヨーロッパの大国、スウェーデン留学

スウェーデンの魅力

スウェーデンは、北ヨーロッパのスカンジナビア半島に位置する国の1つです。西はノルウェー、東はフィンランド、南はデンマークに面しており、ドイツやポーランドなどのヨーロッパ諸国にも近いです。

ノーベル賞のホスト国であり、過去に多数のノーベル賞受賞者を輩出しています。福祉国家としても大変知られており、国民には教育費や医療費など、様々なものが無料となっています。国民間の経済格差がもっとも低い国の1つです。労働時間が日本と比べてはるかに低いにも関わらず、1人当たりGDPは日本よりも2割ほど高い、極めて効率的で住みやすい経済を実現しています。

スウェーデン人が昔バイキングと呼ばれヨーロッパを席巻するなど、スウェーデンは歴史の詰まった国です。お城などの情緒豊かな歴史的建造物も多く、美しい町並みや湖などの自然も豊かです。鉄道や格安航空などを通して、ヨーロッパ内外への移動にも便利です。

スウェーデン留学の魅力

スウェーデンは一昔前とは異なり、留学生を含めた全学生にとって授業料が無料ということはありませんが、今でも年間100~200万円ほどの授業料に抑えられています。

スウェーデンでは、第一言語がスウェーデン語ですので、スウェーデン語の勉強ももちろん可能です。ただ、基本的には英語での履修を希望する留学生が多いでしょう。

スウェーデン人の教育水準は極めて高く、高校を卒業した現地学生の英語力は、すでに英語ネイティブ並みです。スウェーデンでは、英語とスウェーデン語のどちらで開講するかという問いにはあまり意味がなく、スウェーデン語が得意でない学生がクラスにいる場合は、英語での授業にその場で切り替えてくれるケースも多いです。

スウェーデンの大学は、イギリスなどと同じくヨーロッパ型の教育を採用しています。学部課程の間には、専攻内の専門的な勉強をします。

教育・研究レベルは高く、人口約1,000万人の国家でありながら、世界大学ランキングトップ200に含まれる大学が6大学もあります。日本は2大学のみです。

スウェーデンの大学はいずれも一定の教育・研究レベルにありますが、世界的に知られる名門大学としてはカロリンスカ研究所、ウプサラ大学、ルンド大学、ストックホルム大学、スウェーデン王立工科大学、ヨーテボリ大学などがあります。

スウェーデン留学の費用

スウェーデンの大学では、各大学や各コースによって、授業料が異なります。目安としては、年間約100~200万円です。奨学金が用意されていることもあるため、各大学ウェブサイトなどを確認するとよいでしょう。

年間の生活費は、各学生次第ではありますが、約100万円程度が平均的です。外食費は日本よりもはるかに高額ですが、自炊は日本より安くなることも多いです。大学内のハウジングの家賃は、スウェーデン政府による支援があることが一般的で、リーズナブルな家賃に抑えられていることが多いです。

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