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今ドキ入試事情Entrance examination

簡単?難しい?センター試験とは

国公立大学や多くの私立大学で利用されている大学入試センター試験とは、毎年1月の中旬の土日に2日間かけて行われる日本最大規模の入学試験です。国公立大学の一般入試受験の場合は原則センター試験が必須となり、私立大学でも8割以上が導入しています。そんなセンター試験ですが2020年の入試改革では廃止が決定しました。2020年の入試改革についての詳細はコチラで詳しく説明しています。

簡単?難しい?センター試験とは

センター試験は簡単?それとも難しい?

先日、ある高校の大学受験希望者を対象に講演会を行いました。その際に、センター試験は簡単か、難しいかという質問を投げかけてみると、大半の生徒が難しいと答えました。しかしながら、出題内容の難易度、出題範囲などが学習指導要領から逸脱しないよう、様々な検査機関を通過して問題は作成されます。極端な言い方をすれば、教科書の範囲外からの出題は基本的に出ないというのが、センター試験の基本スタンスです。多くの受験生にとって、受験勉強をする上で最も目にする機会が多い学習素材はいわゆる教科書です。

しかし、先の生徒さんたちのように難易度について問うと、難しいという印象を持っている受験生は少なくありません。センター試験の平均点は毎年、概ねどの科目も6割前後になります。しかし、この中には、東大や京大を始めとした難関国立大受験者、あるいは国立医学部医学科を受験する生徒、つまり9割以上の得点をたたき出す受験生も多く含まれています。

それにもかかわらず、平均点は毎年6割前後。なぜなのでしょう。実は、この観点に気づいていない受験生は、いわゆる、勉強しているのに成績が上がらないという状況に陥る可能性があります。

センター試験の難しさについて

センター試験の難しさ、それはズバリ制限時間に対する問題数の多さ(問題数に対する制限時間の長さ)にあります。英語の試験を例にすると、制限時間は80分なのに対し、マーク数が約55個前後。マークを塗りつぶす時間を差し引いて、1問あたり約1分20秒しかかけられないのです。センター試験はそのほとんどが長文問題で構成されています。長文読解問題で1問あたり、1分20秒平均で解ききるためには、正確な知識と、解法力の理解、そして制限時間内に解ききる能力が必要になります。

センター試験の有効な学習法

この制限時間内に解ききる能力、もっとシンプルに言えば、早く解く練習、をしていなければどんなに単語を覚えても、文法事項を覚えてもなかなか模試の点数が上がらないという状況に陥る可能性があります。そして、センター試験の学習法において、過去問に取り組むのが有益な理由もここにあります。また、他の科目においても同様のことが言えます。

設問や、問われている知識の難易度だけではなく、制限時間と問題数もまた、難易度に関わる重要な要素です。そしてそれが分かっていれば、それなりの対策とトレーニングを積むことができます。また、センター試験に限らず、様々な資格試験や検定試験にあてはまります。早く解く練習、是非取り組んでみてください。

センター試験の概要(2018年度版)

出題方式:マークシート方式
出願時期:9月下旬~10月上旬(2018年度は9月26日~10月6日)
出願方法:現役生は所属する高校経由で出願
現役生以外は直接大学入試センターへ郵送で出願
試験日:1月中旬の土日2日間(2018年度は1月13~14日)
受験料:18,000円(3教科以上) 12,000円(2教科以下)
※成績通知を希望する場合は+800円
成績通知:希望者へ4月中旬以降に成績を送付

センター試験の出題教科・科目

2018年度大学入試センター試験

国語 『国語』 80分・200点
地理歴史 「世界史A」「日本史A」「地理A」「世界史B」「日本史B」「地理B」 60分・100点(1科目選択)
公民 「現代社会」「倫理」「政治・経済」『倫理、政治・経済』 120分・200点(2科目選択)
数学① 「数学Ⅰ」『数学1・A』 60分・100点
数学② 「数学Ⅱ」『数学Ⅱ・B』『簿記・会計』『情報関係基礎』 60分・100点
理科① 「物理基礎」「化学基礎」「生物基礎」「地学基礎」 60分・100点
理科② 「物理」「化学」「生物」「地学」 60分・100点(1科目選択)120分・200点(2科目選択)
外国語 『英語』 80分・200点(筆記)30分・50点(リスニング)

※『 』は2つの科目を総合したもの又は2つ以上の科目に共通する内容を盛り込んだ出題科目。
※理科①は1科目では受験できません。

この記事についての情報提供は

海外留学推進協会

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