これからの英語教育を考える「グローバル人材育成ラボ」

企業の人材育成・雇用Manpower training

留学生歓迎の新卒採用情報(IT)

少子高齢化が進む中、日本で特に人手不足が目立つIT業界。外国人高度人材を取り入れなければ、今後のさらなる発展に支障がきたすため、政府、業界団体や各企業が力を合わせてIT人材の招致をしていますが、まだ外国人従業員の比率が1割前後にとどまってしまっています。人手不足への対策として、今の日本では英語を公用語にする企業もあり、さらにプログラミングや英語のスキルがあれば、日本語のハードルを下げる企業も続出。また、社内の日本人社員を留学させることや、海外支社・事務所を開設するなど海外とのつながりを持つことに力に入れています。 日本のIT業界では、新卒の初任給が他の国より高くなることが多く、コンピューターサイエンス関連専攻の留学生に対して良い選択肢と言えることでしょう。このページでは、そういった留学生にお勧めのIT企業を紹介していきます。

留学生歓迎の新卒採用情報(IT)

楽天株式会社

ECサイト「楽天市場」や電子マネー「楽天Edy」等で有名な楽天株式会社。(英語表記はRakutenであり、韓国財閥系のLOTTEとは別会社となります。)実は事業展開は非常に広く、旅行、Fintech、保険、証券、銀行、クレジットカード(信販)等にわたります。就活生向けに「みんなの就職活動日記」をも展開している楽天。認知度も高く、毎年理系、文系問わず学生からの注目を浴びております。

また、採用においては特にダイバーシティを重視しており、また社員全員に一番働きやすい、一番誇りに思える会社づくりを行っており、それがお客様への価値提供となるという企業の理念がうかがえます。

ちなみに、全従業員のうち女性が38%、管理職において女性は21%を占めており、取締役・執行役員クラスでも外国人や女性が入っております。女性社員に対しては、産休だけでなく、その前後にセミナーや休暇、祝い金、社内託児所、マザーズルーム等制度と設備を整えております。

楽天は日系企業の中でいち早くグローバル採用を展開しており、海外法人含めて、現在70ヵ国以上の社員が在籍していて、お互いの文化や習慣を理解しあう環境が用意され、さらに「英語を公用語に」と3年ほど前から掲げ、社員の語学力の底上げも図っております。

そんな世界的に見ても一歩先を歩む楽天へご興味のある方は、下記新卒採用サイトもご覧ください。

https://corp.rakuten.co.jp/careers/graduates/

 

株式会社ディー・エヌ・エー

「DeNAトラベル」や「みんなのウェディング」、「Mobage」、「SHOWROOM」、「AndApp」など違うユーザー層に向けてのサイトやサービス、アプリ、プラットフォームの他、新規事業にも挑戦し続けてきたDeNAグループ。野球を知っている人は、「横浜DeNAベイスターズ」もご存じだと思います。

会社の雰囲気としては、社員へ裁量を任せる「球体型組織」。少人数のチームで業務を行うのも特徴で、従業員数は2,000人を超えておりますが「永久ベンチャー」と謳っているほどベンチャー精神があふれています。

新卒の初任給は、かなり高めの年収420万~となっています。昇給に関しては決めた目標に対する取り組みの姿勢やその達成度によって評価され、1年たったところで年収が100万以上アップした社員も珍しくないようです。異動や出向に関してもなるべく本人の希望を聞いて考慮をしてくれます。上記でも触れたように、ヘルスケア、自動運転などトレンドに沿った新規事業もたくさん立ち上げており、能力や適性により入社2,3年目にして新規事業をまとめる立場になる可能性もあります。

メガベンチャーの先駆者であるDeNAに行ってみたい!と思う方は下記の採用サイトも併せて確認してください。面白い情報、いっぱい載っています。

http://dena.com/jp/recruit/students/

 

株式会社サイバーエージェント

上記のDeNAと同じく、今や日本を代表するようなITメガベンチャー企業であり、「Amebaブログ」関連事業を主に、インターネット広告、ゲームコンテンツ制作など、事業規模が広がり続けています。

数ある日本のITベンチャーの中でも、サイバーエージェントグループは極めて手厚い福利厚生制度で有名です。例えば、勤続年数が5年超えると家賃補助が増える制度や、月1回の部署懇親会の費用を会社で負担する制度、月1回上司との面談を推奨する制度、社内でマッサージルームを完備するなど健康促進施策等、サイバーエージェントならではの福利厚生がたっぷりエンジョイできます。グループ会社含めオフィスが渋谷エリアでいくつか点在しており社員食堂はありませんが、社内で有名店のお弁当を仕入れて、その一部費用を会社が負担する「サポ飯」の販売も行っています。

採用に関しては創立当初から注力し、新卒・中途採用の割合は約半々。女性の育休取得も進んでおり、今のところ産休育休後に全員復帰を果たせています。管理職には女性はもちろん、入社まもない社員がなるケースも少なくありません。入社3年目以内の管理職比率はなんと2割超えているなど魅力満載です。

また、通年採用を行っており、入社時期についても相談に応じてくれますので、留学生にとっては非常にありがたいのではないでしょうか。そのほか、採用イベントも年間40種類以上行っているので、ご自分に合ったものを選び選考に参加することができます。

そんな社員へ熱い思いを抱くサイバーエージェントへの入社を希望される方は、同社の採用サイトもご確認ください。

https://www.cyberagent.co.jp/careers/students/biz/

 

株式会社DMM.com

「DMM.com英会話」、「DMM.comビットコイン」、「DMM.com留学」、「DMM.com証券」等、本業以外でもインターネット事業に限らず多岐にわたる事業展開を行っています。2018年現時点では、すでに40以上の事業を運営しているDMM.comグループですが、売上高が2,000億円、会員数が2,700万人を突破するなど、もはやベンチャーとは言えない規模ですが、いまでも年間20%以上の売り上げ増加をし続けており、加えて社内では事業の提案から採用まで社員の積極的な参加が目立ちます。

多彩な事業を展開しているので、グループ内で職種は非常に多く、採用時もオフィス別(東京、石川)、コース別で行われています。全体的に国籍の制限がなく、営業・マーケティング職以外は日本語のレベルに関しても制限が設けられていませんので、留学生の中でも非常に人気な企業とは言えます。

また、DMMアカデミー枠での採用では、定められた業務内容がなく、社員が自ら目標を決め、主体的に関わりたい事業に関わっていくスタイルをとっており、1年目から海外勤務というのも珍しくありません。その場合、他のコースより給与は少ないですが、自由に参画する事業を選べるメリットが大きく、こちらも人気です。

DMM.comで、新規事業に携わりながら成長していきたい方、下記の採用サイトも必見です。

https://recruit.dmm-corp.com/

 

全研本社株式会社

1975年に語学事業からスタートした全研本社。1990年代からIT業界進出し、2000年にインターネット事業に本格進出しました。最初は「健康美容EXPO」というBtoBポータルサイトから始まった同事業ですが、今ではコンテンツマーケティング、SEO対策、求人媒体等社内メディア等、全面的にインターネット広告事業を展開しております。そのノウハウはグループの他の事業にも寄与しており、全研グループとしては「ITと語学で、そこにない未来をつくる」というスローガンを掲げ、業績を堅調に伸ばし続けています。

同社は、2013年よりは本格的に新卒採用をスタートさせましたが、それまでほぼ全員は中途入社でした。2013年入社の新卒の評価が高く、それ以降も継続的に新卒採用を通年行っています。2014年からは海外大卒や国内にいる外国人留学生の採用にも力を入れ、韓国からは毎年継続的にITエンジニアを採用しており、特に2015年からは留学生が続々と入社してきています。

社内では成果主義による評価が行われており、実際に新卒2年目の社員に役職がつくこともあり、全員で目標を定めて協力して作ったWEBサービスは、多くのクライアントより高い評価を得ております。

そんな「見た目は老舗、中身はベンチャー」という全研本社へ興味をお持ちの方は、下記サイトもご覧になってみてはいかがでしょうか。

https://recruit.zenken.co.jp/

この記事についての情報提供は

海外留学推進協会

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