企業の人材育成・雇用Manpower training
ここ1,2年間、街中のコンビニ、スーパーやショッピングモールに行ったら何か気づいていませんか。実はこうしたお店では、アルバイトも、正社員も外国人従業員が増えているのです。 むしろ、小売業界は早い段階で外国人を積極的に受け入れる姿勢を示してくれていました。その背景にはもちろん人手不足はありますが、あるいは外国人観光客の増加への対応のためであり、外国人ならではの感性を必要とする結果でもあります。 ここでは、小売業界で積極的に外国人留学生を採用している企業5社をご紹介していきます。
日本のコンビニエンスストア界の帝王、セブンイレブン。フランチャイズストアとしても世界最大の4万店舗以上を展開しております。知っている人少ないかもしれませんが、実はセブンイレブンはアメリカ発祥で、日本側は元々フランチャイザーではありませんでしたが、今は当時の親会社も買収しており、世界の小売業界をけん引するまで成長してきました。
そもそも、日本のコンビニという経営形態を作ったのも、フランチャイズ体制をつくったのもセブンイレブン。この体制についてはもちろん悪評もありますが、コンビニ業界はこのような体制の元で大成長を遂げたことは否定できません。
加盟店オーナーを支える一番大事な存在であるOFCになる仕事、というのは厳しく見えますが、業界トップのノウハウをたっぷり勉強できる社内の研修は充実しており、まず堅実にキャリアを積むことを努力する必要があるでしょう。
まず日本で働いてキャリアを積み、ゆくゆくは母国で活躍したい、と考えている留学生にとっても最適です。オーナーとして独立するのもありで、実際に現地法人への勤務も可能な場合があります。
世界最高峰、日本ならではのコンビニ業界に踏み入れてみたい、という方はぜひ下記サイトもご覧ください。
http://www.sej.co.jp/recruit/new/
日本の関東地方やその他主要都市を中心に展開している大型総合ディスカウントストアを運営している企業です。とにかく安い!しかも買いたいときに買えると非常に評判で、「圧縮陳列」という方法を採用しており、お客様に「宝探し」という気分をさせる店づくりも特徴的で、特に学生の間ではすごく人気のあるお店です。
特色のあるお店を運営している株式会社ドン・キホーテも、新卒一括採用においてもさまざまなニューアイディアを出してきました。
例えば、「履歴書完全撤廃」というもの。「人物重視」の採用を行っている、と謳っている企業は多いのですが、結局どこでもやはり履歴書である程度の判断をしているに違和感を覚え、応募者全員を面接でじっくり話したいというドン・キホーテらしい思いがあること実現させました。
また、「復活面接」を真っ先に取り入れたのもそう。選考に一度落ちても、申請により再チャレンジの機会を与えるというものですが、このようにドン・キホーテは日本の新卒採用の伝統にチャレンジしてきて、留学生もたくさん採用してきました。
そのチャレンジ精神に惹かれた方、ドン・キホーテならではの店づくりやお客様へのおもてなしを体感してみたい方は、ぜひ下記より採用サイトも見てみてください。
http://www.donkigroup.jp/recruit/index.php?wear=fresh
家電量販店の業界では日本国内第4位でありながら、ネットショッピングにも力を入れており、ネットにおいてはアマゾンに次ぐ日本国内第2位というヨドバシカメラ。東京・秋葉原の店舗が「アキヨド」という愛称で親しまれるほど人々の生活に浸透しています。
そのヨドバシカメラは、実は家電量販業界で初めてポイントサービスを導入したのも有名な話であり、いまも「ゴールドポイント」というブランドで運営しており、ネットショッピングサイトである「Yodobashi.com」も無料当日配達サービスで大きな人気を集めております。
他の大手企業さんとは大きく異なるのは経営方針。企業買収や合併などによる拡大を極力行わず、上場を目的とした経営ではなく、また他のショッピングモールにはあまり入居せず、「マルチメディア」という大型店舗を主として展開しています。
採用においても、外国人観光客の増加により外国人の正社員やアルバイトの採用を増やしており、独自の人材育成システム「成果認定制度」をもって社員をしっかりと成長させていく姿勢が見られます。
そんなヨドバシカメラで、お客様に喜んでもらい、リピートしてもらえるような仕事がしたい方は下記の採用サイトをご確認ください。
http://www.yodobashi.co.jp/recruit/fresh/index.html
主に関東、東海、関西の都市部で店舗をドラッグストアや調剤薬局を展開しているマツキヨグループ。こちらも、外国人観光客の増加の増加により、飛躍的に売り上げを伸ばしてきており、現在は全国1,555店舗まで成長。海外でも特に東南アジアでも積極的に店舗展開を行っています。
日本は、すでに超高齢化社会を迎えており、医薬品、健康食品をはじめ医療業界では、マツキヨグループは独自の視点で、「町のかかりつけ薬局」を目指しています。
社内では、正社員、アルバイト等かかわらず全社員が自由に発想を提案できる「社内提案制度」があったり、ダイバーシティの意味では「ポジティブ・アクション」を導入したり、社内変革のために企業努力を続けており、「従業員にとっても一番の企業である」ことをモットーに現状に満足せず挑戦し続けていく姿勢が見られます。
インターンシップも積極的に取り入れており、店舗を見学し業務を体感する以外、ビジネスパーソンとして経営支店を身に着けることも目標としています。もちろん入社後も、研修制度が充実しております。
ドラッグストア業界のトップに君臨するマツキヨへジョインしたい!という方は下記サイトをチェックしていただき、ご応募ください。
日本発祥、今は世界中で展開している「無印良品」を運営する会社です。2018年2月時点で日本国内にて454店舗を展開、海外ではそれを上回る474店舗を展開しています。近いうち世界範囲内で1,000店舗を超えることでしょう。
実は皆さんが良く知っている「無印良品」の家具、服、文房具等以外でも、食品から、家づくりまで業務を展開しているのですが、事業規模が大きくてもそのスタイルは同じでシンプルでかっこいい。それが世界中の人々が「MUJI」ブランドにハマる理由なのではないでしょうか。
一般的な「MUJI」店舗以外でも、「Found MUJI」や「Café&Meal MUJI」などさまざまな店舗形式があり、それぞれターゲティングは違いますが、店舗運営、商品開発、生産管理、海外展開などさまざまな外国人が活躍できる場が用意されています。
グローバル採用も行ってきており、今はもう大型店の店長など管理職に就く外国人も少なくありません。そのほか、管理職において女性は36.7%という高い比率を占めており、女性に対するサポートも完備されており、働きやすい職場でも言えそうです。
池袋にある本社のオフィスリノベーションを社員自ら考え、設計、試行錯誤を行ったという良品計画。そのこだわりに魅力を感じたら、下記のサイトへどうぞ。